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酒解神社
モミの木 天王山山頂近くにある酒解神社の正式な名称は「自玉手祭来酒解神社」といい、延喜式神名帳に記載のある由緒ある神社です。境内に山の稜線から突出して見える巨大なモミの木があります。幹周が3.3mで、樹齢、高さなどは不明ですが、その堂々たる容姿はまさに天王山の主といって良い貫禄があります。 モミの葉油には抗菌作用のある酢酸ボルニルを25%前後含み、現在よりずっと寒かったヨーロッパで、冬季家に籠る人々をウイルスや風土病から守るために、この木を家に入れたのがクリスマスツリーの起源といわれます。日本でも数多くの利用例があり、茶箱、そうめん箱、ごはん用おひつや寿司桶、かまぼこ用座板などの食品保管容器などに、また現存の国宝松本城、姫路城の構造材に使用されています。さらに昔には貴人の遺体保存(棺桶)としても使用されたといいます。 酒解神社神輿庫 モミの木 酒解神社の前に聳えるモミの大木 山稜に突出するモミの木(2本) |