ふるさと歳時記

4月 風光る
淀の堤や
ガイドの歩
4月6日(日)まで アサヒグループ大山崎山荘美術館 「松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く」
 アサヒグループ大山崎山荘美術館ではこのたび、1930~40年代に活躍した洋画家 松本竣介の展覧会を開催します。 竣介が生きた年代はまさに、大山崎山荘が建設され、多くの文化人や政財界の人たちが訪れた時代でした。
 1912(明治45)年、東京に生まれた松本竣介は2歳で岩手県に移り、聡明な少年に成長しますが、13 歳で病により聴覚を失いました。兄から油絵道具一式を贈られた竣介は17歳で上京し、本格的に絵を学びます。昭和10年二科展に初入選、36歳で亡くなるまで探求をかさね、制作に情熱を注ぎつづけました。静謐かつ抒情を湛える竣介の作品は、今なお私たちを魅了してやみません。
 群馬県桐生市にある大川美術館の創設者大川栄二(1924-2008)が美術コレクションをはじめるきっかけとなったのは、松本竣介の作品でした。この展覧会では、大川美術館の所蔵する松本竣介コレクションを中心に、短い生涯のなかで確かな軌跡をのこした竣介の画業を、60点余りの作品とデッサンでたどります。

      


《街》
1938年(大川美術館蔵)

            


《コップを持つ子ども》
1942年(個人蔵)


   リーガロイヤルホテル京都が本展のために考案した期間限定の特製スイーツが本館2階喫茶室で楽しめます。
  詳細はアサヒグループ大山崎山荘美術館のホームページをご覧ください。

 (注)本文・画像はアサヒグループ大山崎山荘美術館のプレスリリースから抜粋
  Copyright © ASAHI GROUP OYAMAZAKI VILLA MUSEUM All rights reserved.
4月5日(土) 離宮八幡宮 日使頭祭(ひのとさい)

  勅使が男山の八幡宮へ参拝する前に、離宮八幡宮へ詣でたことから起こった祭りで、湯立ての神事などが行われます。全国各地から油の製造販売関係者が参拝されます。
  午前11時から行われます。

日使頭祭 湯立ての神事
4月19日(土) 宝積寺(宝寺) 鬼くすべ(大厄除追儺式)

  宝寺開山(西暦724年)以来続く春の大祭です。75個の鏡餅を本堂の鴨居に掛け、檜葉を燻べたもうもうたる煙の中で行われる追儺の儀式です。健康・智恵・金運の三福が授かる福餅が授与されます。午後2時勤修です。

鬼くすべ
4月19日(土)~7月6日(日) アサヒグループ大山崎山荘美術館 つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより
 1920年代に思想家の柳宗悦らを中心にはじまった民藝運動は、地域や国境、職業や世代を越えた人々の多様な繋がりを生みだしました。そのなかの一人、朝日麦酒(現アサヒグループホールディングス)株式会社の初代社長を務めた山本爲三郎は、民藝運動を草創期から支えた人物として知られます。山本のもとに集まった品々は現在、山本爲三郎コレクションとして当館に所蔵され、「民藝」という言葉の誕生から100年を迎えた今なお、褪せることのない魅力を放っています。
 本展は、この山本コレクションから9人の作家(濱田庄司、バーナード・リーチ、富本憲吉、芹沢銈介、棟方志功、河井寬次郎、黒田辰秋、青田五良、エセル・メーレ)に焦点を当てるものです。濱田とリーチ、リーチと富本、富本と芹沢、……メーレと濱田、という連続的なペアを作り、各々の作品とエピソードから、彼らの関係を一つの円環のように浮かび上がらせます。いわゆるグループ展とも2人展とも異なる試みが明らかにする、9人それぞれの関係性や意外な共通点、あるいはこの円環に派生する人々のつながりをご覧ください。

      


芹沢銈介《琉装の女》
1940年代 (アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵)

            


富本憲吉《白磁染付蝋抜ホップ文鉢》
(アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵)


   会期中のイベントとして、講演会やギャラリートーク、大山崎山荘ツアーが開催されます。
   また、リーガロイヤルホテル京都が本展のために考案した期間限定の特製スイーツが本館2階喫茶室で楽しめます。
  詳細はアサヒグループ大山崎山荘美術館のホームページをご覧ください。

 (注)本文・画像はアサヒグループ大山崎山荘美術館のプレスリリースから抜粋
  Copyright © ASAHI GROUP OYAMAZAKI VILLA MUSEUM All rights reserved.
4月29日(火)まで 大山崎町歴史資料館 小企画展「淀川沿岸を描いた古絵図」
   江戸呼代、治水や利水のために、淀川沿岸の河川敷の古絵図が数多く描かれました。古絵図から昔の河川敷の様子を探ります。
 



5月 悩みごと
かっ攫いゆく
薄暑光
7月6日(日)まで アサヒグループ大山崎山荘美術館 つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより
 1920年代に思想家の柳宗悦(1889-1961)らを中心にはじまった民藝運動は、地域や国境、職業や世代を越えた人々の多様な繋がりを生みだしました。そのなかの一人、朝日麦酒(現アサヒグループホールディングス)株式会社の初代社長を務めた山本爲三郎(1893-1966)は、民藝運動を草創期から支えた人物として知られます。山本のもとに集まった品々は現在、山本爲三郎コレクションとして当館に所蔵され、「民藝」という言葉の誕生から100年を迎えた今なお、褪せることのない魅力を放っています。
 本展は、この山本コレクションから9人の作家(濱田庄司、バーナード・リーチ、富本憲吉、芹沢銈介、棟方志功、河井寬次郎、黒田辰秋、青田五良、エセル・メーレ)に焦点を当てるものです。濱田とリーチ、リーチと富本、富本と芹沢、……メーレと濱田、という連続的なペアを作り、各々の作品とエピソードから、彼らの関係を一つの円環のように浮かび上がらせます。いわゆるグループ展とも2人展とも異なる試みが明らかにする、9人それぞれの関係性や意外な共通点、あるいはこの円環に派生する人々のつながりをご覧ください。

      


河井寬次郎《スリップウェア線文鉢》
1931年 (アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵)

            


濱田庄司《白釉胴紐注瓶》
1960年頃 (アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵)


   会期中のイベントとして、講演会やギャラリートーク、大山崎山荘ツアーが開催されます。
   また、リーガロイヤルホテル京都が本展のために考案した期間限定の特製スイーツが本館2階喫茶室で楽しめます。
  詳細はアサヒグループ大山崎山荘美術館のホームページをご覧ください。

 (注)本文・画像はアサヒグループ大山崎山荘美術館のプレスリリースから抜粋
  Copyright © ASAHI GROUP OYAMAZAKI VILLA MUSEUM All rights reserved.
5月3日(土・祝)~5月5日(月・祝) 小倉神社 例大祭
  3日は円明寺座などの右座を中心に神幸祭が、5日は友岡座などの左座を中心に還幸祭が行われます。
5月4日(日・祝) 酒解神社 神幸祭
  ご神体を天王山中腹の本殿からお旅所においてある神輿にお遷しします。今年は居祭りでお神輿の巡行は行われません。
5月17日(土) 天王山周辺 春の天王山ウォーキング 2025
   

   山麓を散策するコースと天王山を登るコースを設定しています。(両コース併せて先着100名様)


申し込みは4月12日以降、Webサイトまたはハガキで。
ガイド風景