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                         円明教寺

                  アジサイ                

 円明教寺はかっては円明寺と称し、奈良時代末期の修験僧泰澄(たいちょう)が創建したと伝えられます。後年西園寺公経の所有するところとなり、公経は山荘として利用、たびたび遊びに来ていました。その後九条家から一条家へ所有が変わり、戦国時代には兵火に会い衰退してしまいました。
 現在は本堂と鐘楼門があるだけのひなびた寺ですが、境内に咲くアジサイは梅雨空にひときわ映えます。円明教寺の近くには
かって九条家の庭園の一部であったというお茶屋池があり、静かなたたずまいで迎えてくれます。
   円明教寺本堂
円明教寺本堂前のアジサイ
                     本堂

                                    額アジサイ  お茶屋池
                                                    お茶屋池