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  観光スポット「天王山山麓」     
 JR山崎駅、阪急大山崎駅から徒歩約15分圏内にあります。さらに詳しい説明は「詳細へ」をクリックしてください。

大山崎町
歴史資料館





見学時間
約40分
 大山崎町の歴史を、資料や映像をふんだんに使って分りやすく紹介しています。国宝「待庵」の原寸大復元模型や、古代から近世までをビジュアルに再現したコーナーは好評です。「大山崎ふるさとガイドの会」の会員が原則として常駐しご説明いたします(無料)。町を散策する前に見学されることをお勧めします。

〇アクセス:JR山崎駅徒歩5分、阪急大山崎駅徒歩2分 
〇入館料:大人200円(団体150円)、特別展300円(同200円)、小中学生は無料  
  山荘美術館入館券の半券、宝積寺発行の割引券、妙喜庵のパンフレットをお持ちの方は当日に限り、団体扱いで入館できます。
山荘美術館入館料と宝積寺拝観料が団体扱いとなる割引券を、資料館受付で発行しています。
〇休館日:原則として月曜日(祝日の場合は翌日)、祝祭日の翌日
〇電話:075-952-6288



資料館エントランス
離宮八幡宮




(HPへ)


拝観時間
約20分
 神社の名は嵯峨天皇の離宮跡に勧請された八幡宮であることにちなみます。祭神として応神天皇、姫三神、酒解大神をお祀りしています。

 平安時代末に神人(じにん)がえごま油の量産技術を開発し、以来えごま油(えの油)の独占販売権を得て、中世には大山崎の繁栄をもたらしました。司馬遼太郎の歴史小説「国盗り物語」で一躍有名になったこの神社は、現在も境内に油祖神の銅像が建ち、全国の食用油メーカーに信仰されています。

 当神社に伝わる中世の古文書(離宮八幡宮文書)が約300通あり、中世以後の歴史研究上貴重な史料としてそのほとんどが重要文化財に指定されています。

〇アクセス:JR山崎駅、阪急大山崎駅からすぐ。
〇電話:075−956−0218




油売り
妙喜庵





拝観時間
約40分
  室町末期、春嶽士芳が開山した臨済宗東福寺派の寺で、千利休の作とされる、国宝茶室「待庵」があります。千利休の侘び茶の精神をもっとも良く具現化した茶室として有名で、幕末・禁門の変では幸いにも類焼を免れ、400年の歴史を刻んできました。
 
 書院は、京都妙心寺の霊雲院書院を模したものとも伝えられる室町時代の書院造りで、重要文化財に指定されています。

〇アクセス:JR山崎駅前、阪急大山崎駅からすぐ。
〇拝観ご希望の方は1ヶ月以上前に往復はがきで、複数の拝観希望日(午前・午後)を記載しお申し込み下さい。ただし、団体と高校生以下は拝観できません。
〇住所:〒618−0071 京都府乙訓郡大山崎町竜光56
〇電話:075−956−0103


待庵
山崎宗鑑句碑

 俳諧の祖といわれ、『犬筑波集』の編者として名高い山崎宗鑑の代表作〈うずききてねぶとに鳴くや  郭公〉が彫られている句碑です。JR宝寺踏切のそば、天王山登山口にあります。ここはまた彼が主催していた連歌講『観音堂霊泉庵』の跡地とされています。

〇アクセスJR山崎駅、阪急大山崎駅から約3分

山崎宗鑑句碑
大念寺





拝観時間
約60分
室町時代、知恩院第27世徳誉光然總欣(とくよこうねんそうごん)禅師を開基に地元の有力者・井尻但馬守長助が一人で建立した浄土宗寺院です。永禄元年、正親町天皇により勅願寺となりました。
 ご本尊は阿弥陀如来坐像。有名な重要文化財の木造阿弥陀如来立像は、鎌倉時代の約81センチの小さな仏様ですが、非常に優美な仏さまです。像内から弟子達が結縁納入した数々の品物が発見されました。

 禁門の変で堂宇が焼亡し、本堂は明治初年廃仏毀釈で廃寺となった西観音寺(現在サントリー山崎蒸留所)の閻魔堂を移築し再興しました。

 境内には江戸時代、大山崎の神領政治を行なってきた社家の方々の墓があります。


〇アクセス:JR山崎駅、阪急大山崎駅から徒歩で約13分
〇拝観は予約が必要です。
 住所:〒618−0071 京都府乙訓郡大山崎町字上ノ田69番地
 電話:
075-956-0762



阿弥陀如来立像(重文)

アサヒグループ大山崎山荘美術館


 (HPへ)

見学時間
約90分

 実業家・加賀正太郎の別荘として造られた大山崎山荘を前身とする美術館で、修復された「本館」と安藤忠雄氏の設計による「新館」の二棟があります。

 本館には浜田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチ等民藝派作家の山本為三郎コレクションを、新館にはにはモネの「睡蓮」など印象派の作品を中心に展示されています。建物、庭園も素晴らしく、自然と山荘・庭園が一体となって人びとを魅了しています。

〇アクセス:JR山崎駅・阪急大山崎駅から徒歩約10分、送迎バスで約5分
〇休館日:原則として月曜日(祝日の場合は翌日
〇電話:075-957-3123






美術館本館

宝積寺(宝寺)


(HPへ)

拝観時間
約30分

 聖武天皇の勅願により、行基菩薩が建立したと伝えられる乙訓地方きっての古刹です。中世・山崎の戦いでは秀吉が戦勝を祈願しました。その後天王山に山崎城を設けましたが、その名を財寺(たからでら)城ともいいました。

 本尊の十一面観音立像、閻魔王と眷属、三重の塔、仁王像などはいずれも国の重要文化財に指定され、この他にも貴重な文化財が多くあります。

 毎年4月18日に行われる「鬼くすべ」は古くから伝わる無病息災を願う行事で、境内は善男善女で賑わいます。
また、宝寺の由来ともなった小槌宮には、聖武天皇が竜神から授かった打出と小槌および大黒様が祀られ、ご祈祷を行なっていて、三福(財、智恵、健康)が授かるといわれ信仰を集めています。

 
〇アクセス:JR山崎駅・阪急大山崎駅から徒歩約15分
〇拝観料:大人400円(団体300円)。法要のある時は拝観できません。
  歴史資料館発行の割引券、山荘美術館入館の半券をお持ちの方は当日に限り、団体扱いで入館できます。
○拝観時間:9:00〜16:00

〇電話:075−956−0047


十一面観音立像(重文)

観音寺
(山崎聖天)




拝観時間
約20分

 正式な名は妙音山観音寺といいますが、地元はもとより京阪神で山崎の聖天さんとして親しまれているお寺です。 寛平法皇(宇多天皇)が昌泰二年(899)に開創し、江戸時代の初めごろの木食以空上人を中興の祖とする真言宗単立寺院です。本堂には聖徳太子作といわれる十一面千手観世音菩薩が安置されています。

 聖天堂には歓喜天がお祀りしてあり、一心に信心すれば名声を上げること、技芸の上達、地位の上達、富栄えること、夫婦和合、娯楽の満足、除病延命、福徳成就怨念の退散などご利益があらたかなお寺として信仰を集めています。

 延亨三年(1746)から明治二十三年(1890)までの同寺の諸事を記録した観音寺日譜は幕末の大山崎の混乱した状況を克明に伝え貴重な史料です。

 本堂前には住友家寄進の大灯籠や、桂昌院(五代将軍綱吉の生母)寄進の梵鐘があります。


〇アクセス:JR山崎駅、阪急大山崎駅から徒歩で約15分
〇電話:
075-956-0016





本堂


関大明神



拝観時間
約10分

 山城国(京都府)と摂津国(大阪府)の境界に位置し、そばに「従是東山城国」の石碑があります。
 この地は古代山崎関跡といわれ、関守や境の神(辻神)を祀った、あるいは伯耆国・大山の大智明神を祀ったのが始まりともいわれています。

 菅原道真や安徳天皇・建礼門院たちの平家一門が都を去り西国へ向かう途中、ここで淀川対岸の石清水八幡宮に向かって礼拝し、京の都へ無事の帰還を祈ったと伝えられています。

〇アクセスJR山崎駅から約2分、阪急大山崎駅から約5分


関大明神

サントリ−
山崎蒸溜所


(HPへ)

見学時間
約60分
(製造工程見学と試飲)

日本初のウイスキー蒸留所として大正12年(1923年)に開設してから80余年、最良の自然環境の中でモルト原酒を生み育ててきた、日本を代表するウイスキー蒸溜所です。
 天王山の懐にいだかれたこの地は名水が湧き、湿潤な気候風土に包まれたウイスキーづくりの理想郷といいます。

 工場見学と試飲ができ、大山崎散策人気スポットの一つで、一年を通じ見学者で賑わいます。


〇アクセス:JR山崎駅より徒歩約10分、阪急大山崎駅より徒歩約13分
〇製造工程見学・試飲は予約が必要です。
 住所:大阪府三島郡島本町山崎5−2−1 
 電話:075−962−1423
〇案内時間:10:00〜15:00(季節により時間変更あり)



サントリー山崎蒸留所

貯蔵庫

椎尾神社



拝観時間
約10分

 現在サントリー山崎蒸留所の奥にあるこの神社は、明治になるまで西観音寺の鎮守でした。西観音寺(谷寺とも称した)は天平18年(746)僧行基が聖武天皇の帰依仏である十一面観音を本尊にして開創したと伝えられる由緒ある寺でしたが、明治元年(1868)神仏分離令発令に伴い廃寺となり、鎮守が椎尾神社となりました。

 
〇アクセス:JR山崎駅より徒歩約10分、阪急大山崎駅より徒歩約13分 

椎尾神社
椎尾神社