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白山神社

                 
  下植野の宮脇にある白山神社は権現さんとも呼ばれており、
400年前からあったと言われています。 昔、歯痛が起こると、新しい歯ブラシを半紙で包み、水引をかけてお供えし、すでに供えてある歯ブラシを戴いてきて歯を磨き、治してもらったそうです。

 京都市中京区にも白山神社があります。1177年 加賀国石川郷の白山権現の僧が神輿をかつぎ朝廷に来たが要求が聞き入れられず、担いできた神輿を路上に放置して帰ってしまった。その神輿の一基を祀ったのが神社の創建と言われています。

   歯痛平癒の信仰は、桜町天皇が歯痛に悩まれた時、ある女房が当社の神箸と神塩を天皇に献じたところたちまち歯痛が治り、天皇から御紋付の提灯を賜った故事に由来しているそうです。わが町の白山神社とのつながりは定かではありません。